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2024/9 更新

お知らせ・トピックス

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2024 年 12 月掲載

【受賞】
物理学専攻の山田暉馨特命助教が、第18回物性科学領域横断研究会において、最優秀若手奨励賞を受賞しました

2024年11月26,27日に神戸大学百年記念館で開催された 第18回物性科学領域横断研究会において、物理学専攻の山田暉馨特命助教が最優秀若手奨励賞を受賞しました。  物性科学領域横断研究会は、物質科学に関連した14件の新学術および学術変革領域が合同で開催する研究会です。  物理学専攻の山田暉馨特命助教と伏屋雄紀教授らの研究グループは、身近な電気伝導などの現象が、100~1000テスラほどの非常に強い磁場中ではどのように変化するのかについて、理論研究を行いました。それほど強い磁場では量子物理学が支配的になり、直感的な理解を受け付けず、一体どのような伝導現象を生むのかよくわかっていませんでした。今回の研究で,ニュートンの運動方程式を解いた古典物理学の解に僅かな量子物理学の補正を加えれば、強磁場の伝導現象が理解できることを示しました。これにより,直感の通用しない領域と考えられてきた強磁場中の伝導現象を直感的に理解できる新たな道筋が開けました。さらに、その導出の過程で、ジュール熱を発生してしまうエネルギー散逸型の伝導から発生しない非散逸型の伝導へとホール効果が磁場によって移り変わることも明らかにしました。


第6回目の談話会を開きます。
講師:市川 温子 氏(東北大学大学院理学研究科 )
日時:2024年12月5日(木)17:00~
場所:Z103室(対面)
題目:ニュートリノの質量をめぐる現状とAXEL実験の開発の話

第7回目の談話会を開きます。
講師:吉田 光宏 氏(高エネルギー加速器機構・加速器研究施設 )
日時:2024年12月12日(木)17:00~
場所:Z103室(対面)
題目:"ノーベル賞を獲った男"に倣ってノーベル賞を獲るための次世代加速器を目指すべし


2024 年 11 月掲載

第5回目の談話会を開きます。
講師:玉岡 幸太郎 氏(日本大学)
日時:2024年11月8日(金)17:00~
場所:Z103室(対面)
題目:ブラックホールと量子情報

第6回目の談話会を開きます。
講師:竹森 那由多 氏(大阪大学大学院理学研究科)
日時:2024年11月19日(火)17:00~
場所:Z103室(対面)
題目:第三の固体状態:準結晶の超伝導


2024 年 9 月掲載

【研究成果】
物理学専攻の小手川恒准教授、田中裕斗さん(博士前期課程)を中心とする研究グループは反強磁性起源の異常ホール効果が生じるf電子系化合物を発見しました。

異常ホール効果(磁場が無くても生じるホール効果)は磁石のような強磁性体で生じると認識されていましたが、 近年、特定の反強磁性状態でも生じることが分かってきました。物理学専攻の小手川恒准教授、田中裕斗さん(博士前期課程)、 を中心とする研究グループは反強磁性構造が異常ホール効果発生の条件を満たしているf電子系化合物Ce2CuGe6において非常に大きな伝導度をもつ異常ホール効果が実現することを発見し、 Physical Review Letters誌に発表しました。
この研究成果について、9月5日に本学からプレスリリースを行いました。詳しくは こちらのページ をご覧ください。


2024 年 8 月掲載

第4回目の談話会を開きます。
講師:鬼丸 孝博 氏(広島大学大学院先進理工系科学研究科)
日時:2024年8月1日(木)17:00~
場所:Z103室(対面)
題目:4f13配位のYb磁性半導体における磁気フラストレーション効果


2024 年 7 月掲載

第3回目の談話会を開きます。
講師:小濱 芳允 氏(東京大学物性研究所)
日時:2024年7月23日(火)17:00~
場所:Z103室(対面)
題目:「装置開発」について考える:技術開発とその応用


2024 年 6 月掲載

第2回目の談話会を開きます。
講師:岸本 祐司 氏(高エネルギー加速器研究機構(KEK) 放射線科学センター)
日時:2024年6月14日(火)17:00~
場所:Z103室(対面)
題目:放射線検出器の宇宙開発への応用

【研究成果】 物理学専攻の新井祐樹さん(博士後期課程)、小手川恒准教授を中心とする研究グループは反強磁性起源の異常ホール効果が不純物散乱に関係なく生じていることを実験的に明らかにし、その成果をJournal of Physical Society of Japan(Editors’ Choiceに選出)に発表しました。
詳しくは、 こちらのページ をご覧ください。


2024 年 5 月掲載

第1回目の談話会を開きます。
講師:前田順平 氏(神戸大学 物理学専攻粒子物理研究室)
日時:2024年5月20日(火)17:00~
場所:Z103室(対面)
題目:先端情報基盤技術を活用したデータ解析技術から拓くエネルギーフロンティア実験


2024 年 1 月掲載

【研究成果】 「物理学専攻の小手川恒准教授、藤秀樹教授、菅原仁教授が2024年日本物理学会論文賞を受賞しました。」

本論文ではヘリカル磁性体CrAsにおいて比較的低い圧力の印加で磁性相が消失し、起伝導状態が発現することを報告したものであり、磁気的なクロム系物質として超伝導の発現が観測された最初の例と位置付けられます。その後の超伝導物質探索や量子臨界現象に関する研究の展開を促進するきっかけになった点などが高く評価されました。
詳しくは、 こちらのページ をご覧ください。

2023 年 12 月掲載

第8回目の談話会を開きます。
講師:石田 憲二 氏(京都大学大学院理学研究科)
日時:2023年12月26日(火)17:00~
場所:Z103室(対面)
題目:ウラン化合物UTe2の超伝導状態

第7回目の談話会を開きます。
講師:岩崎 昌子 氏(大阪公立大学大学院理学研究科)
日時:2023年12月19日(火)17:00~
場所:Z103室(対面)
題目:大型加速器を用いた 素粒子実験への機械学習適用

第6回目の談話会を開きます。
講師:佐々 真一 氏(京都大学大学院理学研究科)
日時:2023年12月8日(金)15:30~
場所:Z103室(対面)
題目:非平衡 ― 学問分野の発展と熱力学の拡張 ―

2023 年 10 月掲載

第5回目の談話会を開きます。
講師:谷口 七重 氏(高エネルギー加速器研究機構素粒子原子核研究所)
日時:2023年11月1日(水)17:00~
場所:Z103室(対面)
題目:Belle II 実験の紹介と検出器の建設から運転まで


【研究成果】物理学専攻の小手川恒准教授、桑田祥希さん(博士後期課程:研究当時)、新井祐樹さん(博士前期課程)、 及び鈴木通人准教授(東北大学)らを中心とする研究グループは、巨大な異常ホール効果を示す反強磁性的物質を発見し、 その成果をnpj Quantum Materials誌に発表しました。
詳しくは、 こちらのページ をご覧ください。


第4回目の談話会を開きます。
講師:樽家 篤史 氏(京都大学基礎物理学研究所)
日時:2023年10月17日(火)17:00~
場所:Y202室(対面)
題目:To be or not to be: ダークマターハロー内部構造に見られる(非)普遍性

2023 年 7 月掲載
第3回目の談話会を開きます。
講師:藤原正澄 氏(岡山大学学術研究院環境生命自然科学域)
日時:2023年7月26日(水)17:00~
場所:Y202室(対面)
題目:ナノダイヤモンド量子センサーを用いた温度計測とその応用

2023 年 6 月掲載
第2回目の談話会を開きます。
講師:手塚真樹 氏(京都大学大学院理学研究科)
日時:2023年6月28日(水)17:00~
場所:Y202室(対面)
題目:Sachdev-Ye-Kitaev型模型における多体波動関数の振舞と量子誤り訂正

2023 年 5 月掲載
第1回目の談話会を開きます。
講師:陳詩遠 氏(東京大学 素粒子物理国際研究センター)
日時:2023年6月2日(金)17:00~
場所:Z103室(対面)
題目:超伝導量子ビットを使ったダークマター探索

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